心に涼を呼ぶ
「処暑」を過ぎたはず…なのに、まだまだ暑い日が続いていますね。
地域によっては35℃を上回る猛暑日となるところもある様です。
天気予報の予想気温を見ては、来る暑さに身構えてしまいますが、数字で表される気温とは別に、体感温度で居心地のよさを感じたいところ。
暑さをしのぐ「暑気払い」。朝夕の涼しい時間に「打ち水」をしたり、うちわや扇子で涼んだり。「ちりん、ちりん」と鳴る風鈴の音に風情を感じながら、心の中に涼を呼び、居心地よく過ごしたいものです。
変動する気候の中、地球環境への影響を鑑み「心に涼を呼ぶ」ことで、居心地の良さを求め暮らしを愉しむ。これまでの日本の暮らしのなかにある知恵をヒントに、今できる「涼」を見つけてみたいと思います。